「中学生の子供にスタディサプリってどう使ってもらえばいいの?」
「使い方や勉強方法が分かってから登録したい!」
といった親御さん向けの記事でございます。
一言でシンプルに中学のサプリの使い方を書くと、
「授業を見てテキストで解く!」を淡々とやってもらうです。
ただ、塾と併用している場合などの細かい疑問はあるかと思いますので、そこらへんの使い方をこの記事では解説させていただきます。
この記事を親御さんが読んでいただいて、お子さんをうまーくこう、命令ではなくてアドバイス的な感じのことを言ってあげると良いのかなぁ~と思います!
基本的な中学のスタディサプリの使い方・勉強法

授業を見る→テキスト解くのループ
そのまんまなのですが、
- スタディサプリの授業を見てもらう
- そのあとにテキストで実際に解いてもらう
といった2つの手順を、どの科目も繰り返すのみです。
この2つの手順を繰り返し継続していると、学力は少しずつ伸びます。
ちなみに、たまーに親御さんが中学のお子さんの問題集などの答え(解答)を没収してしまう場合もあるのですが、中学生になると解答のプロセスを知ることが必須なので、没収はしないほうがよいです。
あとは、「勉強自体をできるようになってもらう」よりも、「勉強を習慣化できるようにする」ことに親御さんは注力したほうが良いかと思います。
お子さんが勉強を習慣化できるようになってくると、学力は勝手に後からついてきます。
日本の中学は学力至上主義なところが強いので、
勉強ができるようになる⇒周囲から崇められる
崇められるようになる⇒人は自ら勝手にやる
自ら勝手にやると⇒勝手に伸びる
といった理屈です。
「楽しいからできる」のではなくて、「できるから楽しい」と感じるお子さんが大半ですし、ぼくも中学校不登校から早稲田大学に入るまでにそんな感じになりました。
親御さんはお子さんが「楽しい!!べんきょうってぇ!たのしいぃ!!」という状態になるまでのサポートができる存在だと思います。
最初は基礎講座のみで大丈夫

スタディサプリ中学の講座内容は、
- 基礎
- 応用
- 教科書対応講座
- 定期テスト講座
- 高校受験対策講座
以上5つが網羅されています。
ただ、最初は、もっと言うと、高校受験でよほど難関高校(偏差値65以上)を受ける場合でない限りは、基礎講座さえ反復していればとてつもなく学力はついてきます。
中途半端に、基礎も、応用も、定期テスト対策講座も、とつまみ食いをお子さんにさせてしまうと勉強した内容が定着しませんので、そこは親御さんがサポートしてあげるといいですね!
同じ問題を1回だけ解く→定着しない
同じ問題を2回、3回、5回解く→確実に定着していく
不明点や疑問点について

おそらくスタディサプリ中学講座の授業をお子さんに見てもらって勉強していってもらう過程で、
- 不明点
- 疑問点
- 苦手な単元
といった部分が絶対にでてきます。
少ないとは思いますが、どうしてもスタディサプリだけだと理解できない部分に関しては、『塾で質問してもらう』のがおすすめです。
ただ、塾自体がスタディサプリを嫌っていたり(競合のため)、塾に通えなかったり、どうしても質問が苦手なお子さんの場合は、
- 学校の先生に聞く
- 家庭教師を週に1回程度つける
といった方法で解決できます。
でも正直なところ、多少わからない単元があってもわからないなりに継続してればいずれわかるようになってくるってのは結構あるので放置でも問題ないとも思えます。
スタディサプリの使い方一旦まとめ
以下2つをひたすらループしてもらう。
- 授業を見る
- テキストで問題を解く
どうしても無理な場合は、放置か、塾、学校、家庭教師などを活用する。
これで勉強をお子さんが勉強を快適にする環境は整います。
補足:勉強がしにくい状態だと勉強はできません…
『』の記事でも書かせていただいているのですが、
- 勉強がしにくい状態
- 解説が皆無な問題集(教科書・ワーク)
なんかだと、「勉強しよう!」とお子さんが思っても、一瞬で分からなくてやる気が飛ぶ可能性があります。
なので、勉強しやすい環境を整えてあげられると良いのかなぁ~とぼくも思います!
ケース別の使い方

ここからはスタディサプリ中学講座のケース別の使い方をご紹介させていただきます。
ご家庭に合ったスタイルで勉強するのがいいかと!
スタディサプリだけの場合
少し上のほうで書いた通り、
- 授業を見てもらう
- テキストで解いてもらう
以上の2つをひたすらループすればOKです。
基礎レベルの講座を徹底的にやりこめれば、定期テストでも上位数名に食い込めるだけの実力はつけられます。
スタディサプリだけを使う場合は、テキストは購入するほうが勉強しやすいです。
塾とスタディサプリの併用
塾がスタディサプリを嫌っていない場合に限るのですが、塾との併用はかなりおすすめです。
塾→やる気はモチベーション維持のために
スタディサプリ→勉強内容的な意味で使う
勉強内容の網羅性に関しては、今は塾よりもスタディサプリのが圧倒的に低価格でしかも網羅性も広いです。(全部の科目、全部の単元が網羅されているので)
なので、塾には少し嫌がられるかもですが、塾は1科目程度にして他をスタディサプリで自主的に勉強してもらうスタイルもあります。
正直、今は塾の講座をいろいろ取るよりも、普通にスタディサプリのが勉強していきやすいです。
家計にも優しいです。
家庭教師との併用
家庭教師との併用方法に関しては以下の方法がおすすめです。
スタディサプリ→勉強内容
家庭教師→不明点の質問
家庭教師の先生には、毎日のお子さんの勉強のスケジュール管理や不明点疑問点の解消をしてもらう役割を担ってもらうスタイルも良いと思います。
「家庭教師は超高い!」と思うかもですが、今は週1回だと1万円後半から呼べるところもありますので、コスパは悪くないかと!
子供の学力を爆上げさせる使い方

最後にちょっぴり、ぼくの主観MAXで、もしぼくが親でスタディサプリを使うなら子供にこうする!てきなことをお伝えさせていただきます。
参考になる場合もあるかもなので、ちょびっと!ちょびっと!参考ににしてみてくださいませ~。
取り組んでもらうのはサプリとワークのみ
「中学の勉強は徐々に内容が難しくなってくる」とは言われているのですが、基本的なことさえできればかなり良い結果(成績、学力)がついてきます。
なので、
- スタディサプリの授業とテキスト(基礎講座のみ)
- その他学校の宿題・学校のワーク
この2つだけを勉強内容的にはやってもらうだけに固定します。
あくまで、勉強内容だけなのですが・・・!
ここで変に塾の授業も~と追加しまくると、基礎さえ定着せずに終わるのが定番のパターンです。(塾も使うなら取る講座は多くないほうがいいです)
次にいかに勉強してもらうかを工夫
正直、親御さんの悩みの種はこれだと思います。
- スマホばっかいじる子供
- いうことを全く聞かない子供
- 勉強なんてしたくないとキレだす子供
様々なお子さんがいますが、1番コントロールできないのは子供の勉強への取り組む時間や態度です。
「やれ!」と言ってやれるなら、まあ既にやってると思いますし、子供であってもやはり他人は変えられません。
なので、様子を見つつ勉強を自由にさせてみるってのが正解かなと思います。
- まずはスタディサプリでやらせてみる
- 全然ダメそう(勉強しない)なら塾や家庭教師も使う
- それでもだめそうならついていける程度にだけ勉強してもらって待つ
などなど。
中学生の子供の勉強をしない(できない)原因って確実にコレ!ってのはないので、いろんなスタイルを中長期的に試してみるのが1番です。
スタディサプリを渡されたら分かりやすすぎて自分で勉強するようになる場合もあるかもですし、
塾に通ったらイケてる先生に出会って勉強したくなる場合もあるかもですし、
家庭教師の先生をつけたら考え方が変わるかもですし、
何が良いかというのは、お子さんによってそれぞれなので、分かりません。
そして確実な方法も悲しみですが、やっぱりありません。
でも何も変化を与えてあげないと、勉強に関しては現状からの変化もないので、とりあえず1つ1つ試してみるのがいいとぼくは思います。
少し教育的なお話も少しだけ
「勉強をしないのは自己責任!」
「最終的に損するのはオマエダ!」
というご意見も教育上は一理あります。
でも、中学生(12~15歳程度)のお子さんが見える範囲はやはり社会に出てる大人の見える範囲に遠く及ばないと思います。
勉強がなぜ必要なのかも分からないことが多いですし、
具体的に、勉強をするとその先10年後にどうなるのかもお子さんは分かりません。
勉強をする意味が分からないからこそ、短期的に楽しいことをとりあえずするのが、中学生の心理ですしぼくもそうでした。
いわゆる、ある程度親御さんがお子さんの進路を先回りして誘導するのも、ちょっぴり大事かも!というお話でした!って感じでございます!
まとめ
- スタディサプリの授業を見てテキストで解いてもらう
- その他の教材は学校のワーク程度で大丈夫
- 親御さんから子供が勉強できるようにいろいろ試してみる
といった3つがお伝えしたい内容でした。
勉強内容的にはスタディサプリの中学講座はすごく分かりやすいので、お子さんに3~4か月試してみるのもありかなーと思います。